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オズグット病 

症状・経過
小学校高学年から中学の発育期のスポーツ少年のお皿の下の骨(脛骨粗面という)が徐々に出てきて、痛みを生じてくるものをいいます。

スポーツで、特に飛んだり、跳ねたり、またボールを蹴る動作の繰り返しにより生じてきます。休んでいると痛みが無くなりますが、スポーツを始めると痛みが再発します。成長期に特徴的な痛みです。診断は上記症状とレントゲン検査でわかります。

原因・病態
大腿(太もも)の前の筋肉(大腿四頭筋)が(お皿を介して)つながる脛骨の付着部分の骨端軟骨の剥離です。この時期は急激に骨が軟骨から成長する時期で、膝を伸ばす力の繰り返しによりこの成長軟骨部が剥離するために生じます。

治療
成長期の一過性の病気です。この時期はスポーツを控えましょう。症状を強くさせないためには、大腿四頭筋を伸ばすストレッチや痛いところのアイスマッサージ・電機治療などを行い、痛みが強いときのみ、薬を飲んだり湿布をします。

スポーツ復帰
痛くなければしてもかまいませんが、この時期3~6ヶ月はスポーツをすると症状が強くなるので、スポーツ前後に上記ストレッチングやアイスマッサージ、ベルトの装着などをした上でのスポーツになります。

岡﨑整骨院は青い看板が目印です 県道41号線沿、ザ・ビッグ五日市店向かい 
広電バス「保井田」バス停留所 すぐ横