物理療法「電流刺激療法の種類」

当院の物理療法では、超音波、ラジオ波(高周波温熱)、超短波療法、EMS(神経筋電気刺激療法)、ロシアン電流刺激(ロシアンカレント)、TENS(経皮的電気刺激療法)、マイクロカレント療法(微弱電流療法)、高電圧電気刺激療法、干渉電流刺激療法などの機器でさまざまな症状に対応できるようにしています。

なぜ電流刺激療法を行うのか?

人間の細胞は、ひとつひとつが電気を帯びています。また、神経が全身に網の目のように張り巡らされていて、目や耳、皮膚といった感覚器官からの情報を、電気的な働きによって脳に伝えています。
逆に脳からの指令を身体の各所へ伝えるのも、電気的な働きによるものです。

このように人体は電気的な性質を持つので、神経電流とよく似た電流を与えると、身体の働きを高めたり、回復をさせる働きもあります。これが電流刺激療法です。

高電圧治療「ハイボルテージ」

欧米では最もよく使用される治療法の1つですが、日本においても治療効果、安全性が認められ、国産で初めて許可されました。

電気治療は皮膚の抵抗を受ける為、深部までの刺激は困難でした。高圧電流は150V以上の電圧を加えることで、皮膚に抵抗を与えず深部組織まで到達。
深部までの筋肉の緊張の改善、疼痛の軽減に効果が期待できます。
※急性の捻挫・打撲にも効果を発揮します!

ラジオスティム(高周波温熱機器)

ラジオスティムは、日本の医療機器メーカーが開発したオリンピックで日本チームに正式採用され、トップアスリートにも愛用されている、次世代を担う最新の高周波温熱機器です。

筋肉や脂肪層まで奥深く届くラジオ波(0.3~0.5MHz)という高周波によって、体内の水分や細胞分子などを振動させてジュール熱(摩擦熱)を発生させ、身体全体の温度を内側から上昇させることで代謝が活性化します。これにより手技では届かない身体の深部の頑固な張りや凝りといった筋緊張や痛みを効率よく治療・改善することができます。

ラジオスティム(高周波温熱機器)により、細胞を振動させることによって熱が生まれ、体温を内部から5℃~10 ℃じっくり上昇させます。

スポーツは運動始めてから20~30分後から脂肪燃焼が始まりますが、ラジオ波は施術直後から脂肪燃焼することが可能になります。

冷えて筋肉が固まりやすい冬は、広範囲に温まるラジオ波(高周波温熱機器)がありがたい by 大谷翔平

プロ野球選手 大谷翔平インタビュー

写真=大野勲男・奥富義昭 インタビュー・文=石川遍

MLBの2018年シーズン、1995年の野茂英雄選手(ドジャース)、2000年の佐々木主浩選手(マリナーズ)、2001年のイチロー選手(マリナーズ)に次いで、日本人としては4人目、実に17年ぶりとなるアメリカンリーグ最優秀新人選手賞を獲得したロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手。ベーブ・ルース以来99年ぶりとされる本格的な二刀流への挑戦は、日本だけでなくアメリカのベースボールファンも大いに沸かせた。

コンディショニングへのこだわりは、一流の証。

大谷選手といえば、肩甲骨周囲が柔らかく可動域が広いことで有名だ。また、身体を常にベストの状態に保つためにコンディショニングやセルフケアをとても大事にしている選手としても知られている。例えば、毎朝、首周りを温めて柔らかくするのは、日本でプレイしていた頃からの習慣だそうだ。

「今は、自宅で超音波を使って温めています。自分が持っているものは持ち運びもできるタイプなので、たまにチームのトレーナールームなどでも使っていました」

大谷選手によれば、チームメイトから愛用している治療器について聞かれることもあるという。

「ファイターズにいた時も、チームメイトとコンディショニングに関する情報交換をしたり、ときには自分が気に入った治療器を紹介したりしていましたが、やはりメジャーでもセルフケアを大事にしている選手は多いですね」

メジャー1年目のシーズンを終えた大谷選手に、アメリカと日本でコンディショニングやセルフケアの考え方などに違いはあるのか聞いてみた。

「ファイターズは、日本の球団の中ではアメリカ式練習を比較的多く取り入れているチームでした。だからコンディショニングに関する考え方もあまり違いはなく、メジャーに行ってからも戸惑いを覚えるようなことはありませんでした。しいて言えば、向こうはスプリント重視のトレーニングが多いかも。『有酸素運動はダラダラやらずに、高負荷をかけて20分くらいでやってくれ。そうすると回復が早いから』といったことは常々言われていましたね」

ふと下半身に目をやると、一昨年の秋季キャンプのときに比べて一回り大きくなっているように思えたので、「その影響ですか?」と尋ねてみた。

「これは筋トレの方法を変えたからかな。日本にいたときは、1RM(RMは反復可能な最大重量)を100%として、70〜80%の重さを10回あげていたのですが、昨年は95%のものを3回あげるようにしてみたんです。このやり方が自分の身体に良いのか悪いのかは、まだ答えが出ていないんですが…。ただ、昨年はこんな具合に、いつもより新しいことをいろいろ試した年だった気がします」

冷えて筋肉が固まりやすい冬は、 広範囲に温まるラジオ波がありがたい。

コンディショニングをただ大事にするだけでなく、常に高みを目指す。気になる方法があればまずは試してみる。こうした姿勢こそが、大谷選手を大谷選手たらしめているのだろう。

「あと、違いといえば、全部じゃないですけど、メジャーの球場のマウンドは日本と比較して硬いところが多いんです。札幌ドームも硬い方でしたが、全然それ以上。刺さったらもう動かなくて、微調整ができない。日本のマウンドであればどういう角度でついても動かせばいいんだけど、向こうのマウンドでは、一度、間違った角度でついてしまうと腰が回らない状態で投げないといけないので、負担は大きくなります。そういう意味では、メジャーに行ってからより一層コンディショニングには力を入れるようになったかもしれません」

ちなみにシーズン当初は遠征に行くとまだ雪が降っていることもあり、そんなときはセラピストにラジオ波温熱で温めながら揉みほぐしてもらっていたそうだ。

「やっぱり、固まった状態からいきなり身体を動かすのは怖いですからね。特に自分は昔から、ハムストリングの肉離れを起こしやすいので結構、気をつけていました」

大谷選手によると、特に寒い時期は、より広い範囲の筋肉が温められていく感覚があることから、ラジオ波温熱を好んで使っていたという。

最後は、新人王まで獲得して有終の美を飾った大谷選手だったが、開幕二カ月後には大きな試練も待っていた。右肘の内側側副靭帯損傷のため故障者リスト(DL)入り。メディアやファンの間でも心配の声が多数あがっていたが、本人は当時、どのようなことを考えていたのだろうか。

「靭帯が傷ついていると診断された時は、もちろん落ち込みました。でもこうした怪我は速球派のピッチャーには必ずついてまわる問題。そして何よりも自分は、使える時間は全部、野球に使っているという自負があります。だから実際に落ち込んだのは正直一週間くらいかな。周りはいろいろ言っていましたが、自分としては『あのとき、こうしておけば良かった』などという後悔の気持ちも全然なかったです。怪我してしまったのだから、あとは良くなるようにまた努力する。それだけです」

大谷選手の頭の中は本当にいつも野球や自身の身体のことでいっぱいなのだろう。

「もちろんたまには友人とご飯だって食べに行きますよ。そうやって抜くときは抜かないと、本当に集中したいときにできないから…」と話してくれたのはストイックすぎる印象を与えないためのフォローだったかもしれないが、これも主目的は「リフレッシュ」ではなくおそらく「集中」の方だろう。

一番欲しいのは仙豆です(笑) あの豆さえあったら万事解決ですよね。

そんな大谷選手に、「もし、こんな治療器があったら嬉しい」と思うものがあれば教えてくださいと質問を投げかけてみたところ、いたずらっぽい笑顔とともにこんな答えが返ってきた。

「カリン様の仙豆が欲しいです。あんなのものが本当にあったら何でも万事解決でしょ? まあ、そもそも治療器ではないですけど(笑)」

ちなみに仙豆(せんず)とは、1984年から1995年にかけて『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されていた大人気漫画『ドラゴンボール』に登場する、高い回復作用を持った特殊な豆のことである。そういえば漫画の登場人物たちは、想像を絶する厳しい修行をした後に、仙豆を一粒食べてすぐに体を回復させ、めきめきと成長を遂げていた。怪我から復活を遂げた後の大谷選手も、きっと、とんでもなくパワーアップして、私たちの前に再び姿を見せてくれることだろう。

ラジオスティム(高周波温熱機器)が体内各組織に、直接加温する温熱療法を施し、それが血流を改善させ、細胞を活性化させます。これにより冷えの連鎖を断ち切り、疲れやむくみの改善、肩こりの解消リフトアップ、シミしわ、くすみの解消、皮下脂肪・内臓脂肪の自然燃焼が促進されるわけです。

ラジオ波(高周波)は電磁波の一種ですが、身体に有害と言われているエックス線やガンマ線・紫外線ベータ波といった「電離放射線」とは別の部類ですので、身体に影響はありませんのでご安心ください。

痛みがなく、ピリピリもしない、短時間でも手技では届かない深部のコリ・内臓に施術ができ、変化を実感できるすぐれもの。深部体温を1℃上げ免疫力を上げます。

ラジオスティムはこんな方におすすめです

ラジオスティムの効果:深部体温上昇、基礎代謝向上、免疫力向上、リンパ液・血液の流れをスムーズにし、むくみをスッキリ、自律神経・ホルモンバランスの乱れを整える、関節可動域の向上

微弱電流治療

人間の持っている自然治癒力というのは、生体の中に流れている微弱な電気が関係あるとされております。
その微弱な電気を外部から通電する事で、治癒力をアップさせる治療です。損傷を受けた組織の修復を促進させますので、骨折や筋肉、靭帯の損傷の治療の早期回復に効果が期待できます。
※肌への刺激がほとんど感じないので、電気が苦手な方や小さいお子様にも使うことが出来ます。

干渉波電流治療

中周波を用いることにより、皮膚に不快感をあたえずに筋・神経に刺激を与えます。皮膚抵抗の低い中周波電流を利用できるので、低周波に比べてピリピリ感が少なく、深い部位まで作用させることができます。

EMS電流治療

骨格筋および運動神経に電気刺激を加えることにより、筋張力を発生させる療法です。麻痺等により運動能力の低下した筋肉に効果的です。
※引き締めたい場所の部分的に刺激を入れることで、ダイエット効果をもたらします。

ロシアンカレント電流治療

EMSに用いられる刺激電流の1つに特化したモードで、2500Hzの電流波形を筋力強化に適したものに変化させ刺激を与えます。ロシア人のヤコブ・コッツによって紹介されたことにちなみ、ロシアン電流刺激と呼ばれています。主に筋肉トレーニングに使用されています。

テンツ電流治療

主に知覚神経に対して電気刺激を加える療法で、痛みを抑えます。痛みを和らげ、筋肉をマッサージしてコリやマヒをほぐします。

身体の深部まで作用する超短波療法

超短波療法とは、神経疾患・関節炎などに用いられる療法で、超短波を照射し、発生する温熱によって治療を図る方法です。

超短波とは1秒間に約3千万回の振動(非常に高い周波数)を起こす波長のごく短い電波で、超短波のエネルギーが体内の奥深くまで作用し細胞の分子を振動させます。この時に発生する温熱効果によって血管が拡張し血行促進され細胞の働きも活発化します。

その結果、
◆胃腸の働きを活発にする
◆血行をよくする
◆疲労回復
◆筋肉のコリをほぐす
◆神経津・筋肉痛の痛みの緩和
◆筋肉の疲れをとる

などの効果が報告されています。

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