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腰痛の真犯人はストレス!?

腰痛の本当の原因

椎間板ヘルニアは全体のわずか5%。9%には、すべり症圧迫骨折脊柱管狭窄症などが入る。85%は、なんと原因不明

腰痛の原因は脳にあった!ストレスで痛みが悪化する

腰痛の主な原因は椎間板ヘルニア―――これは大きな間違いでした。ある調査では、椎間板ヘルニアが原因と特定できるのはたったの5%。なんと腰痛の85%が原因を特定できなかったのです。正確な判断が難しい筋肉のコリによる痛みもこの中に含まれます。

痛くて起きられない、また、食事も出来ないほどの痛みがあるのにMRI画像では何の異常もないケース、あるいは、椎間板ヘルニアの手術をしたのに痛みが消えないケースというのは、この85%に含まれる可能性が大きいのです。では、原因不明の痛みはどこから来るのでしょう。

これについて専門家が10年以上、研究を続けてわかったのは、痛みの原因が腰そのものにあるのではなく、脳にある場合があるということでした。研究では、原因が特定できない腰痛患者の7割の脳に異変が起きていることが判明。いくら腰を調べても見つからなかった原因が脳に隠されていたのです。ここの大きくかかわるといわれているのがストレス。ストレス軽減が腰痛改善のカギになるというメカニズムをお伝えします。

腰痛と脳の意外な関係

①  腰に炎症が起こり、痛みが脳に伝わる

  腰に炎症などが起こると、痛みの信号が脊髄を通って脳に伝わる。

②  脳の側坐核が反応し鎮痛物質が分泌される

  痛みの信号で脳の側坐核が反応すると、側坐核の命令で鎮痛物質のオピオイドが働く。

③  痛みが抑えられる

オピオイドには、私たちが必要以上の痛みを感じないように、脊髄に伝わる痛みの信号をやわらげる働きがある。これにより、痛みが抑えられる。

ストレスによって側坐核の働きが低下すると、鎮痛物質も減少。抑えられていた脊髄からの痛み信号が強まり、激痛と感じるように。

 

当院では痛みを止めるための特殊治療器を使用します
 
 
 
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